本記事では、一条工務店に宿泊体験するときに必ず確認しておくべきチェックポイント(キッチン編)をご紹介しています。
一条工務店では、高気密高断熱の性能を体感するために宿泊体験を行っています。
「家は性能。」がキャッチコピーの一条ハウスの実力を知れる絶好のチャンス。
一条を検討中なら絶対行うべきイベントです。
でも、一条の宿泊体験は1回、多くても数回程度しかありません。
そう思うこともしばしば。
そこで、一条工務店に宿泊体験する時にチェックしておきたいポイントをまとめました。
※長くなってしまったので、本記事ではキッチンのみまとめています。
我が家は敏腕営業さんにお願いして、アイスマートに2回実施済み。
2回の体験談を基に本記事を書きました。
宿泊体験する前に確認しときたいチェックポイントをまとめています。
▼ 宿泊体験施設の備品や持ち物はこちら。
【一条工務店】宿泊体験のチェックポイント(キッチン編)
一条宿泊体験のチェックポイント。
本記事でいろいろなチェックポイントを挙げていますが、好みや優先順位によって変わります。
「確かに見といた方がいいな!」と思うものがあれば、それをメモしてもらえれば幸いです。
さっそく見ていきます。
▼ ちなみに、宿泊体験施設の表札は「一条」になってます。
キッチンのチェックポイント
キッチンのチェックポイントをリストにしました。
- キッチンの高さ
- キッチンの通路幅
- L字型かI型か
- カップボードの大きさ(奥行60は必要か)
- +パントリーが必要か
- 調理家電を置く位置/コンセント
- オイルガードの高さ
- 食洗機のサイズ
- タッチレス水栓
我が家が迷った点なども踏まえつつ、リストの詳細を見ていきます。
キッチンの高さ
宿泊体験した一条ハウスのキッチンは、スマートキッチンワイドカウンタータイプでした。
まずチェックするのは、キッチンの高さ。
キッチン高さは80cm/85cm/90cmから選べます。
よく言われるキッチン高さの目安は「身長÷2+5cm」。
身長160cmの場合は、「160cm÷2+5=85」で85cm。
でも、キッチン高さは使ってみないと分かりません。
宿泊体験は、食事代が出たり、皿や調理道具も揃っています。
外食するよりも実際に料理してみるのがおススメ。
せっかくなので実際に料理をしてみて、使いやすいかどうかを確認しましょう。
キッチンの通路幅
キッチンの通路幅とは、カップボードとキッチンの間の通路の幅のこと。
90cm(1マス)幅にするか、135cm(1マス半)幅にするかで迷う方続出です。
90cmは二人で一緒に料理するならすれ違うのにちょっと狭い…。
135cmにするとすれ違いやすいけど、その分リビングなどを圧迫する…。
そんなジレンマに陥るので、実際に試してみるのがおススメです。
宿泊施設では、90cm間隔が採用されていました。
キッチン収納を見てた時にびっくりしたことが。
なんと、キッチンの引き出しとカップボードの引き出しが干渉しています。
90cm幅だと、引き出しを同時に開けることは難しいことが分かりました。
L字型かI型か
L型かI型とは、部屋の間取りの話です。
- L型
キッチン/リビング/ダイニングがL字状に分かれてる。 - I型
キッチン-ダイニング-リビングが一直線。
我が家は当初、L型でもI型でもどちらでもよいなと思ってました。
しかし、2度の宿泊体験を通じて考えが変わったんです。
宿泊体験1回目:I型
宿泊体験1回目の時は、キッチン-ダイニング-リビングが一直線に並んだ20帖のお部屋。
まさに、I型配置。
ひろびろとした空間が広がっていました。
玄関から入った瞬間、「おー!」「広い!!」との歓声の嵐。
でもこのときは、リビングダイニング+キッチンが20帖の広さだから広々してるのだと思ってたんです。
宿泊体験2回目:L型
しかし、20帖=広いは違うのだと知ったのが2回目の宿泊体験のとき。
2回目は、キッチンを挟んでリビングとダイニングが分かれてるL型だったんです。
広さは1回目と同じく20帖。
なんか部屋狭くない?
帖数は1回目の宿泊体験と一緒だよ?
1回目も2回目も、リビングダイニング+キッチンはどちらも同じ20帖。
数値は同じはずなのに、体感する広さは全然違う。
L字型の部屋にすると、めっちゃ狭く感じました。
L型とI型の違いは、2回行った宿泊体験で一番よかったなと思ったチェックポイントです。
カップボードの大きさ(奥行60は必要か)
カップボードの奥行も要チェックです。
一条のカップボードは、奥行きが45cm/60cmで選べます。
カップボードは、奥行き45cmと60cm、どっちがよいのでしょうか。
今回の施設にあったのは奥行60cmタイプのカップボード。
ポットや電子レンジなどの家電を置いても、空間にゆとりを感じます。
調理家電を置いても圧迫感がないのが60cmの良い点。
しかしその分、通路幅やリビングを圧迫したり、キッチンが散らかりやすいです。
逆じゃない?
こんな感じね↓
で、そのまま片付けなくても影響少ないじゃん?
+パントリーが必要か
カップボードの奥行問題とも連動しますが、パントリーがホントに必要かどうかも要確認です。
嫁は常々そう言っています。
しかし、宿泊体験して感じたのが、一条のカップボードは収納力も抜群ということ。
わざわざパントリーのために1マス使わなくても、収納は十分できることが分かりました。
必須ではないかもしれんなぁ
調理家電を置く位置/コンセント
これまたカップボード周りの話。
宿泊施設にあった調理家電は、電子レンジ、ポット、トースター、炊飯器の4つ。
コンセントも5口がカップボードそばにあるだけでした。
宿泊体験では、「我が家の場合」を想像することが大事。
我が家は調理家電が多数あります。
- 電子レンジ
- アラジントースター
- ホットクック
- コーヒーミル
- ヨーグルトメーカー
- ホームベーカリー
ざっと挙げただけでも、キッチン内に6家電。
5口のコンセントでは足りないことが分かりました。
間取り検討時はコンセントの位置だけでなく、数まで考える必要がありそうです。
オイルガードの高さ
オイルガードも悩ましい点です。
オイルガードとは、コンロ前の油はねをガードする壁。
ロータイプ(27cm)/ハイタイプ(60cm)の2種類を選べます。
大は小を兼ねるでハイタイプにしたいけど、オプション(16,500円)になるから悩ましい…。
宿泊体験前の我が家はそんな状態。
しかし、実際に料理したところ感想が変わりました。
揚げ物のときはほしいけど、普通に料理する分には油はねもそこまで起こりません。
であれば、ロータイプで十分です。
ハイタイプはあれば嬉しいかもしれませんが、採用の優先度は下がることになりました。
食洗機のサイズ
一条では、食洗器が標準でついてきます。
アイスマイルの場合は、採用しなくても減額は無し。
であれば、食洗器自体は付けておいてもいいかも。と思っています。
悩ましいのは深型にするかどうか。
オプション36,300円で深型に変えられます。
しかし、標準サイズで足りるなら、あえてオプションにする必要もない。
そこで実験です。
フライパンやら持参した水筒やら入れて試したところ、やはり深型が良いかなということになりました。
宿泊時は、水筒など普段洗いそうなものを持っていくのもおススメです。
タッチレス水栓にするかどうか
水栓(キッチンの蛇口)問題もあります。
一条の水栓は、標準/水ほうき/タッチレス水栓から選べます。
どれがよいのでしょうか。
1回目:水ほうきタイプ
1回目の宿泊体験施設にあったのは水ほうきタイプ。
シャワーとジェット噴射を切り替えできるタイプです。
しかし、これがまぁひどかったんです。
水量調整が難しく、ちょっとレバーを引くだけで勢いよく水が出てきます。
出た水はシンクを軽々通り越し、我が洋服へダイブ。
まわりびちゃびちゃ。
私もびっちゃり。
散々な目にあいました。
でも、私の使い方が悪いだけかもしれない。
そう思い、嫁のりおかを呼びます。
水出してみて!
自分で出せばいいじゃん
レバーに手が届くかなと思って(適当)
これくらい届くし!
ジャー。
やはりキミがやっても水が飛び出るか…。
夫婦共々水浸しになりました。
必ず水浸しになるのか、宿泊施設備え付けの水栓が壊れてたのかは謎です。
2回目:タッチレス水栓
2回目の宿泊体験施設にあったのはタッチレス水栓。
1回目で水浸しに懲りてる我々。
水の勢いが凄すぎないか、おっかなびっくりレバーをゆっくり上げます。
じゃー。
うむ。適量。大丈夫。
タッチレス水栓は、上部のセンサーに手をかざすだけで水をONOFFできる仕組み。
さっそく試したところ、ジェダイの騎士になった気分を味わえます。
ONOFFの手をかざす動きが、スターウォーズのジェダイの騎士ぽくないですか。
満足するまで遊びました。
しかし結論言うと、タッチレス水栓も優先度を下げることになりました。
なぜなら。
対面キッチンで物を取ろうと水栓に覆いかぶさるたびに、水が出てしまいます。
センサーが体に反応しちゃうんですね。
今はお呼びでないぜ。
さらに、タッチレスに慣れるのも問題です。
慣れた状態で洗面所に行っても、洗面所はタッチレスじゃありません。
洗面所でジェダイポーズをしても水がでないので、プチストレスです。
洗面所相手に、ただただ手をパタパタ振りかざしてる人になるので、若干恥ずかしい。
…あー、洗面所はタッチレスじゃないんだった
(ニヤニヤ)
まとめ
一条工務店の宿泊体験チェックポイント(キッチン編)を書きました。
宿泊体験は見るべきところがたくさんあります。
「我が家だったらどう収納するか/使うか」をイメージするのが大事。
思いもしなかった良い点/悪い点がポロポロでてきます。
▼ 宿泊体験の持ち物や食事代の補助はこちら。
▼ 嫁目線の宿泊体験記事はこちら。
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