本記事では、一条工務店のコンセントの一条ルールと増設時にかかる値段をまとめています。
ブログやインスタの「後悔した間取り〇選!」などを見ると、コンセントの位置、数がダントツ一位に上がっているのをよく見かけます。
我が家も一条工務店のアイスマイルプラスで間取りを検討中。
先人の教えに従って、コンセントに関する一条ルールも設計士さんに確認しました。
本記事はその覚書です。
【一条工務店】コンセントに関する一条ルール
一条工務店には、数々の制約と誓約がはびこっています。
通称「一条ルール」。
一条ルールは、一条のウリの耐震性能を確保するために必要な超細かいルールです。
間取り検討時には、一条ルールに悩まされること間違いなし。
我が家も例外なく悩まされました。
どこまでがルール内なのか全く予想がつかないため、設計士さんに質問攻めしました。
さっそくコンセントの一条ルールを見ていきます。
コンセントの高さ
まずは、一条工務店のコンセントの高さ。
コンセント高さの標準
コンセントの設置高さは、標準で床から30㎝です。
そして、高さは変更可能。
家具などを考慮しつつ、好きな高さに調整できます。
高さ調整は無料。
オプション代はかかりません。
- 標準で床から30㎝
- 高さ変更可能
- 高さ調整しても追加費用なし
コンセント高さの下限
コンセント位置を高くする分には、天井付近まで好きなだけ高くすることができます。
しかし、低くしたい場合は下限があります。
下限の高さは床から20㎝まで。
壁下には巾木があるので、重なる位置にはコンセントを置けないそうです。
特殊なコンセント高さ
標準は床から30㎝でした。
しかし、エアコン、冷蔵庫などには専用コンセントがあり、標準高さが異なります。
例えば、冷蔵庫用コンセントなら高さは標準で200cm。
とはいえ、冷蔵庫用やエアコン用であっても高さの変更可能。
例えばエアコンの場合、高さ変更してエアコン上部にコンセントが来るようにするのがおすすめ。
コンセントがエアコンで見えなくなり、見た目がすっきりします。
コンセントの位置
コンセントは基本的に壁があればどこでも設置できます。
ただし、設置できない場所もあります。
- 床上
- S垂れ壁
これらの場所には設置できません。
設置できなくて正直ホッとしたのは内緒…。
コンセントの口数
コンセントの口数は標準で3口。
ただし、アース付きにした場合は2口。
有線LANなどを併設する場合は都度調整になります。
コンセントの標準の数
コンセントを標準で設置できる数は、家の床面積によります。
1階、2階合わせて、だいたい30個程度とのこと。
コンセント増設した時のオプション代
コンセントは多めに設定したほうがよいというのが先人の教え。
しかし、標準では上で書いた通り、30個程度しか設置できません。
それ以上増やすとオプション代がかかってきます。
オプション代は1つ追加するごとに3,410円。
仮に10個追加したなら、約3万4千円の追加費用がかかります。
追加費用は口数が3口でも2口でも変わりません。
コンセントの色
コンセントの色です。
残念なことに、2色からしか選べません。
しかも部屋の種類によって色が指定されてしまいます。
- 和室:ベージュ
- その他:ホワイト
コンセントの形
コンセントの基本の形は長方形。
他の形には変更できません。
他ってどんな形にしたいのさ?
青く塗ったらドラえもん型だね
形自体は長方形の一択ですが、角部の形をラウンド/スクエアのいずれかに変えられます。
スクエアのほうがシャープな印象なるって!
コンセントの配線
一条工務店は、20Aを超えるとブレーカーが落ちる仕様。
アンペア数は、一筆書きした電気配線の合計で計算されます。
そのため、よく使うコンセント同士は配線の系統を変えておいたほうが使い勝手がよくなります。
たとえば洗面所とキッチン。
洗面所でドライヤー(12A)、キッチンでオーブン(12A)や炊飯器(14A)などを一度に使用すると、20Aなんてすぐ超えてブレーカーが落ちることがあります。
よく使いそうな家電用コンセントは別系統の配線。
さらに、オーブンなど1つで大量の電力を食う家電は個別配線がおすすめです。
屋外のコンセント
一条工務店は、屋外にもコンセントを設置できます。
洗車や壁を洗うための高圧洗浄、車内の掃除機がけ、クリスマスツリーのイルミネーションなど、屋外にもコンセントがあったほうが何かと便利。
屋外にも設置できるのですが、電気自動車の充電用のみ標準仕様。
その他はオプション扱いになります。
まとめ
一条工務店のコンセントについてまとめました。
度々出てくる一条ルール。
うまく付き合いつつ、理想の間取りにしていくしかありませんね。
悩ましいーーーー!!
「情報収集のために、とりあえず休日は住宅展示場に行こう」
その考え方、ちょっと待った!
事前準備なしで住宅展示場に行ってしまうと、
- 展示場ごとに同じ説明を何度もするハメになる
- 営業トークのうわべだけの情報しか手に入らない
- 好みのメーカーに巡り合えない
- 気づけば貴重な休日が終わってしまった
などなど、デメリットしかありません(実体験)。
そこで利用したいのが、注文住宅の一括資料請求!
タウンライフ注文住宅というサイトでは、住宅メーカーの資料請求を一括で行うことができます。
しかも数多くある建築メーカーの中から、あなたの条件に合ったメーカーのみを厳選してくれるんです。
無料で!
私はそんなサービスがあることを知らずに住宅展示場に行ってしまい。。
1日費やしてヘトヘトになっても、たった2社ほどしか回れませんでした。
しかも営業トークに振り回されるだけで、役立つ情報は全く得られず。
そんな残念な結果になるのがわかっていたなら、タウンライフ注文住宅を積極的に利用したかったです。
昔の自分にぜひ教えたいサービスです。