本記事では、一条工務店のアイスマイルで知らないと後悔するデメリットをまとめています。
我が家は当初、一条工務店のアイスマイルを考えていました。
でも、思ってたよりもデメリットが多いんです。
どうしようかなと悩んでたそんな時。
ちょうどデメリット(の一部)が解消されそうなアイスマイルプラスが販売されました。
ちょうどよいタイミングだったので、我が家はアイスマイルからアイスマイルプラスに乗り換えています。
本記事は、アイスマイルを検討していたときに感じたデメリットをまとめています。
【一条工務店】アイスマイルの後悔ポイント
私が思う、アイスマイルのデメリット(後悔ポイント)は以下の6つ。
- 間取りの自由度が低い
- 設備の自由度が低い
- 値引きができない
- 見た目が地味
- 設計士の提案は期待できない
- できないことが多すぎる
それぞれ詳細を書いていきます。
間取りの自由度が低い
アイスマイルは規格型住宅。
一般的な注文住宅ではありません。
アイスマイル(というか新築)を検討始めた当初は、そんな状態からのスタートでした。
規格型住宅とは…。
一言でいえば、「間取り」や「設備」があらかじめ決まっていて、自分で自由に決められないプラン。
一条工務店のアイスマイルの場合、5,000プラン(正確には4,955プラン)の間取りから自分の好きなものを選べるという規格型住宅です。
規格型とはいえ、選べる間取りが5,000プランもあれば、1つや2つは理想の間取りもありそうなもの。
でも実際のプランを見てみると…。
まず平屋か2階建てかによってプラン数が減ります。
- 平屋:794プラン
- 2階建て:4,161プラン
我が家の場合は2階建てを考えています。
そこで、2階建ての4,161プランがアイスマイルの対象になります。
4,955件 → 4,161件(16%減)
そこから、建物の坪数によってプラン数がさらに激減します。
我が家の場合は32坪程度を検討中。
建物の大きさを30~32坪でフィルタかけると…。
プラン数はなんと536プランにまで減りました。
4,161件 → 536件(87%減)。
5,000プランもある!だったのが、実際にはたった536プランの中から理想の間取りを探さないといけません。
4,000万円を超えるおうち。
たった536プランならば…と、仕事から帰宅して寝るまでの間×数日。
全間取りをチェックしました。
例えば理想の間取りの項目を10個あげるなら、5,6個は満たすような惜しい間取りはあるんです。
でも10個全部を満たす間取りは皆無でした。
アイスマイルで理想の間取りに巡り合えるのはよほどの幸運です。
幸運なんてあてにしていない方で、間取りを自由にしたい場合はアイスマイルプラスを選ぶのがおすすめ。
我が家もアイスマイルプラスを選択することにしました。
▼ アイスマイルとアイスマイルプラスの違いは以下の記事にまとめています。
設備の自由度が低い
また、アイスマイルは間取りだけでなく、設備面でも不満はあります。
建物の主な設備といえば、キッチンやお風呂、さらには家電や照明など。
アイスマイルは基本的に、一条指定の設備を使用しないといけません。
アイスマイルは安くする代わりに、自社工場で一括製造した資材を使用しているためです。
例えばアイスマートであれば、稟議が通れば施主支給なども可能。
しかし、アイスマイルの場合は施主支給は認められていません。
オプションで選べる項目があればまだラッキーといったところ。
▼ アイスマイルで選べるオプションは以下の記事をご覧ください。
値引きができない
アイスマイルは、値引きが一切できません。
アイスマイルというか、一条工務店の商品全体にいえることですが…。
例えば他社メーカーだと、相見積りをして大人な交渉力を発揮できるところ。
…みたいな。
ですが、一条さんは交渉のテーブルにすら乗ってきてくれませんでした。
弊社は減額には応じられない決まりがございまして…。
すごく申し訳なさそうに、でもきっぱりと断られました。
でも一条にも3つの割引できるオプションが存在します。
- 工場見学の抽選
- お友達紹介
- 家族紹介
組み合わせはできませんが、うまくいけば50万円程度の値引きになることも。
ただし、割引を使えるのはアイスマートの場合。
アイスマイルの場合は全ての割引が適用外になってます。
せっかく工場見学の抽選会で特賞を当てても使えないんです。
見た目が地味
アイスマイルは外壁がタイル張り、かつ色が1種類しか選べません。
つまり、他の一条ユーザーさんの家と見た目が似通ってしまいます。
一条は着工件数日本一ということもあり、一条ユーザーさんも増えています。
分譲地なら尚更、気づけば偶然一条タウンになっていることもしばしば。
似たよーな家がずらっと並んでしまうんです。
しかも外観を見るだけで、その家がアイスマイルなのか(外壁1色)、アイスマートなのか(外壁2色)がわかるようになります。
一条タウンで周りがアイスマートの中、我が家だけアイスマイルだったら少し残念な気分になりそうです。
設計士の提案は期待できない
我が家の我がままを聞いてくれる設計士さんなので言いたくないデメリットですが、設計士さんの提案力が低いです。
我が家の場合、アイスマイルプラスだからなのかもしれません。
もしかしたら、「必要以上の返答はしてはいけない」という社内一条ルールがあるのかもしれません。
きっと我が家担当の設計士さん以外だとしても、「設計士の提案力が低い」は一条あるあるだと思うんです。
一例をご紹介。
設計士さん提案の図面は、2×2マスのボックス階段になっていました。
…。
回答終了。
で、どんな階段が選べるの!?
追加で質問しないとその回答は来ませんでした。
こちらが突かないと話が膨らまないんです。
幸いなことに、私は階段についてインスタなどである程度下調べをしていたので追加質問ができました。
しかし、質問した内容だけしか回答がこないと思ったほうがよいのかもしれません。
~質問の一例~
- 収納Aに棚の設置は可能か
- 設置できる場合、何段まで設置できるか
- 複数段設置できる場合、1段あたりの追加費用はいくらかかるか
設計士はプログラミングか自動返答か
って思うのは求めすぎなのかしら…。
できないことが多すぎる
同じ一条でも、アイスマートではできるあれこれ。
それがアイスマイルになると、できないことがやたら多いんです。
- ドアの種類など採用できるオプションが少ない
- L字型キッチンの採用ができない
- 室内吹き抜け窓ができない
- 押入収納の連結ができない
…などなど。
挙げればきりがありません。
確かに最初、営業さんからアイスマートとアイスマイルの違いを説明されます。
でも、その時は「フぅン」程度に聞き流すじゃないですか。
なんせアイスマイルのほうが坪単価が安いし。
その時点では頭の中、アイスマイルでいっぱいです。
で、実際にアイスマイルの詳細を考えだすときになって。
アイスマートだとできるんですが…。
とか申し訳なさそうに営業さんに言われるんですよ。
もはや常套句。
耳タコ。
アイスマイルにするか悩んだときは、配布される「お住まい検討シート」を決定する前に熟読することをお勧めします。
ちなみにアイスマイルからアイスマートに途中で変えることも可能です。
坪単価が跳ね上がるので、同じ条件での総額を計算するのが怖いですが…。
まとめ
アイスマイルのデメリットをまとめました。
デメリットを知らないでアイスマイルを選ぶと絶対後悔します。
家は人生で一番高い買い物ともいわれています。
知って避けられるなら、後悔したくないですよね。
本記事がお役に立てば幸いです。
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