本記事では、吹き抜けのメリットについてまとめています。
新築で間取りを考える際にまず浮かぶのが、吹き抜けのある生活。
我が家も注文住宅で間取りを検討する際に吹き抜けはマストでした。
吹き抜けのメリットを思いつく限りまとめています。
吹き抜けのメリット5つ
吹き抜けのメリットはこちら。
5つありました。
- 開放感がある
- 採光が取りやすい
- おしゃれ
- 1階2階間の連絡が取りやすい
- 建築費が安くなる(建築会社による)
それぞれ詳細を書いていきます。
①開放感がある
吹き抜けのメリット①は圧倒的な解放感。
吹き抜けを作る人の9割は解放感が目的のはず。
視線が抜けるので、狭い家でも広く感じられるのが吹き抜けの醍醐味です。
②採光が取りやすい
吹き抜けを作るメリット2つ目が採光を取りやすいこと。
隣家が近かったり、北側リビングだったりすると、リビングが暗くなってしまいます。
そんなときに吹き抜けの出番。
吹き抜け窓から1Fリビングに明かりが差し込むので、リビングが明るくなります。
ちなみに、吹き抜け窓の採光効果は法律のお墨付き。
建築基準法では、採光計算をすることが定められています。
居室の床面積の7分の1以上設けないと法律違反になるんです。
その点、天窓は一般的な窓の3倍の採光効果があるとみなしてよいことになっています。
③おしゃれ
吹き抜けのメリット3つ目が、他の追随を許さないほどのおしゃれ感!
吹き抜けって憧れありますよねー。
舞浜駅に着いたらすでにディズニー行く目的の9割達成!みたいな。
吹き抜けの機能面がどうこう言うよりも、吹き抜けを作ること自体で目的達成したりします。
さらに吹き抜けにシーリングファン回したりしたらもう、素敵な非日常感に突入です。
吹き抜け凄い!(←語彙力)
④1階2階間の連絡が取りやすい
吹き抜けは音が響いてうるさいというデメリットがあると言われています。
しかし逆に言えば、吹き抜け越しに家族間のコミュニケーションを密に取りやすいということ。
普通の2階建て住宅は、1階と2階が分断されがち。
一度2階に上がってしまうとなかなかコミュニケーション取れません。
でも吹き抜けなら音が筒抜けなのを逆手にとれます。
「晩ご飯できたよー」
「おやすみー」
そんな日常会話はもちろん。
思春期になって会話が少なくなってからも、親子の気配をお互いに感じとることで安心感が生まれます。
隠れてないで早く顔出したげなよ
⑤建築費が安くなる(一条工務店の場合)
最後のメリットが建築時の金銭面。
床の一部を吹き抜けにすることで建築費が安くなります。
以下、一条工務店の例をご紹介します。
一条工務店には、「一条ルール」という、皆が振り回される絶対のルールがあります。
その1つが、吹き抜けの施工費は部屋面積の1/2というルール。
1マスあたりの坪単価が15万円とした場合。
吹き抜けにすると1マス7.5万円になる計算。
吹き抜けにするだけで、7.5万円の減額ができるんです。
さらに、一条工務店のアイスマイルプラスという商品は、総二階(※)しか建築できない、という一条ルールもあります。
※総二階とは
1階と2階がほぼ同じ面積・作りの住宅
凹凸のない平坦な見た目になりがち。
「2階は部屋広くしなくていいから安くして…。」
そんなときも、一条ルールに則ると1階の床面積と揃うまで2階の部屋を広くせざるを得ないんです。
(=もちろんその分建築費も増加)
吹き抜けにすると実質半額計算になるので、建築費を浮かせることができます。
吹き抜けのデメリット
最後に、吹き抜けのデメリットをご紹介します。
話が長くなってしまったため別記事に分けました。
概要だけ書くと、吹き抜けのデメリットは以下の6つ。
- 冷暖房費が高くなる
- 音や臭いが筒抜け
- カビやすい
- メンテナンス性が悪い
- 耐震性が低い
- 2階の面積が狭くなる
吹き抜けに熱が逃げるから冷暖房費が高くなったり…。
音や臭いが筒抜けになったり…。
吹き抜けは日常使いするにあたって、割と致命的なデメリットも多いです。
吹き抜けにしてオシャレや採光をとるか。
吹き抜けにしない分、部屋や収納を広くするか…。
悩ましい問題です。
まとめ
吹き抜けのメリットをご紹介しました。
オシャレな反面、「無駄」「部屋が狭くなる」等の理由から、他人に理解してもらえないことも多い吹き抜け。
- 開放感がある
- 採光が取りやすい
- おしゃれ
- 1階2階間の連絡が取りやすい
- 建築費が安くなる(建築会社による)
我が家は隣家が近かったため、採光を取るためには吹き抜けが必須でした。
その他にも、借景用に大きな窓を吹き抜けに設けるなどの使い方もできます。
▼吹き抜けから青空が見える例(借景)
吹き抜けのデメリットは以下にまとめましたので合わせてご覧ください。
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