本記事は、ルンバを使うと畳がボロボロになるのかについてまとめています。
究極の時短家電、ルンバ。
もはや説明も不要な気もしますが、面倒な掃除を自動でやっておいてくれる優れもののロボット掃除機です。
▼ルンバのエントリーモデルi2
悩んだらこれ選んでればOKなモデルです。
しかし。
畳に対応してる?
そんな疑問がわいてきました。
そこで、ルンバと畳の相性について徹底調査しました。
畳でもルンバを使えるの?取扱説明書を確認
まずはルンバの取扱説明書を確認。
基本中の基本です。
さっそくルンバの公式HPに行き、取扱説明書を確認しました。
結果がこちら。
Google Chrome内蔵のChrome PDF Viewerでは表示できません。
Windowsユーザーの方は、Internet Explorerでアクセスしてください。
Macユーザーの方は、Safari + Adobe Readerでアクセスしてください。
…?
Googleでは取扱説明書を表示できないとのこと。
どーゆうこと!!
天下のGoogle様に楯突くとはいい度胸。
さすが掃除機で天下を取ったルンバ様だぜ。
Google様で取説すら開けないならもう買わないぞ!などと思いつつ。
郷に入っては郷に従えということで、言われた通りブラウザをグーグルからIEに乗り換え再度ルンバのHPへ。
なんとでも言え。
外野は無視しつつ、ルンバの取扱説明書を確認しました。
取説は、細かい文字で13ページもあります。
悲しいかな、全部読んでられない。
Ctrl+Fで「畳」「タタミ」を検索します。
紙媒体では使えないチートテクよ。ふふふ。
チートの結果。
あれ、「畳」がヒットしない。
「畳の部屋ではルンバを使わないで」などの注意書きはありませんでした。
注意書きがないということは使ってよいということ。
公式上は畳の部屋で使用しても問題なさそうです。
ルンバで畳をボロボロにしないための機能紹介
取扱説明書上は、畳でルンバを使用しても問題ないとの結論になりました。
しかし、現実問題として、ロボット掃除機の機能によっては畳が傷むことがあります。
以下の機能が備わっていないか確認することが大事。
もし備わっている場合は、そのロボット掃除機で畳の掃除をするのは避けた方が無難です。
- 本体直下の回転ブラシ
- ゴミ検知機能
逆に、ロボット掃除機に備わっていると畳掃除に嬉しい機能も2つあります。
- 床面検知センサ
- バーチャルウォール
以下では、それぞれの機能があると畳が傷む理由、傷みにくい理由を解説していきます。
×:本体直下の回転ブラシ
畳掃除するなら無い方がよい機能部門の1つ目は直下型ブラシ。
ルンバをはじめとしたロボット掃除機には、ホコリをかきだすためのブラシがついています。
ロボット掃除機によく搭載されているブラシの形状は、大きく分けて2種類。
- ロボット掃除機の本体直下に備わっている回転ブラシ
- ロボット掃除機の側面についている掃き出しブラシ
この2つのうちで、特に問題なのが本体直下の回転ブラシです。
本体直下にあるので、自分が通った床に落ちているホコリなどをかき集めやすいという嬉しい機能。
しかしその反面、ブラシを床にこすりつけることになるので、畳への負荷が大きくなります。
本来であれば、畳は目に沿って丁寧に掃除するもの。
それを硬い回転ブラシでこれでもかとこそぎ出してしまっては、畳の劣化が早くなるのも想像できます。
【補足】
ロボット掃除機の中には、直下ブラシを取り外しできるタイプの製品もあります。
畳(和室)のときだけ直下ブラシを外して使うという方法もありですね。
×:ゴミ検知機能
畳掃除するなら無い方がよい機能部門の2つ目は、ごみ検知機能。
ロボット掃除機の種類によっては、ゴミを検知すると吸引力を高める機能を搭載しているものもあります。
必要な時だけ吸い込み量を高めるので、ゴミの吸い残しも減るし、消費電力も削減できる素敵機能。
しかし、畳に関していえば、ぜひともOFFにしたい機能でもあります。
畳は古くなると、イグサが立ち上がってきてけば立ちます。
いわゆるささくれ。
ルンバ君はこのささくれを見つけると、拾うべきゴミと勘違い。
でもささくれはまだ畳に引っ付いてるわけで。
ちょっと吸い込んだくらいじゃ取れません。
するとルンバ君、「我に吸い込めないゴミはない」とばかりに、必要以上に吸い込もうと頑張りだします。
ささくれなんて放っておいてほしいのに強引に吸い込むもんだから、ささくれはより立ち上がり、畳が傷む原因になってしまいます。
ルンバで掃除をするたびにささくれはささくれ立ち、畳がボロボロになるという悪循環。
古い畳とルンバの相性は最悪ですね。
〇:床面検知センサ
次に、ロボット掃除機にあると嬉しい機能編をご紹介していきます。
まず1つ目は床面検知センサ。
床面検知センサは、床の材質(フローリング/カーペット/畳など)を自動判別し、ブラシの回転数や吸引力を最適化してくれる機能です。
ルンバは外国製なので和室(畳)に特化した床面検知センサは搭載されていませんが、国産のロボット掃除機なら対応していることもあります。
例えばパナソニックのRULOシリーズは畳の床面検知センサがついています。
畳になるとブラシの回転数を抑え、畳の表面に配慮してくれるとのこと。
さすが国産。
畳対応みたいな日本の住宅事情に特化するのは国産ならでは。
▼パナソニックのエントリーモデルMC-RSC10。
畳/カーペット/フローリングをしっかり見分けます。
三角なので隅までしっかり吸引。
〇:バーチャルウォール
2つ目のおすすめ機能はバーチャルウォール。
畳は掃除機かける場合も、目に沿ってかけたほうが痛みにくいと言われています。
しかしルンバ君に掃除を依頼すると、畳を縦横無尽に動き回ってくれます。
畳の目なんて気にしちゃいない。
新しくてささくれも立ってない畳なら問題ないですが、時間の問題ともいえます。
であれば、和室は潔くルンバを使わないという選択肢もありです。
そんなときに活躍するのがバーチャルウォール。
「ここから先(和室)は立ち入り禁止」ということをルンバに分からせる機能があります。
バーチャルウォールで作れる壁(赤外線)は直線と円形の2種類。
1つあると目を離しても完全自動対応できるので便利です。
ルンバと相性のよい畳
基本的に新しい畳ならルンバを使っても大丈夫。
ただし、ささくれ立ってきた古い畳は避けるのが無難という結論でした。
畳の新旧比較以外にも、畳の材質によってもルンバとの相性があるのでご紹介していきます。
×:イグサ
まずはイグサ。
イグサは古来より畳の代表的な材料です。
でもルンバとの相性は最悪。
特に安いイグサはささくれ立ちやすいため、ロボット掃除機によるダメージが深刻化してしまいます。
高級畳であれば、ルンバを使ってもイグサが摩耗しづらいです。
しかし、高級畳であればあるほど、ルンバで雑に掃除するより、ちゃんと目に沿って掃除機をかけたくなります。
△:和紙
次に最近人気の和紙畳。
和紙畳はイグサよりも強度が数倍あるといわれています。
家具など重たいものを配置しても跡が残りにくく、日焼けもしにくい、ダニも発生しづらいという優れもの。
ルンバをかける場合についても、イグサの畳よりは頑丈なため△としました。
しかし、ロボット掃除機のブラシでがしがし削っていくと、いずれ和紙畳の樹脂コーティングがはがれてしまいます。
コーティングがはがれると当然ささくれも発生。
ささくれ以降はイグサも和紙畳も変わりません。
和紙畳はイグサの畳よりも高価ですし、張替えることになったら費用も時間もかかってしまいます。
そのため、和紙畳の場合も掃除機で手作業でやったほうがコスパはよいといえそうです。
まとめ
ルンバで畳を掃除できるのか?についてまとめました。
基本的に新しい畳ならロボット掃除機の使用はOK。
ただし、ささくれ立つなど、畳が古くなってきたらルンバの使用を控えた方が安心です。
ルンバを使う際も、以下を意識するとよさそうです。
- 直下ブラシを取り外す
- ゴミ検知機能をOFFにする
- 床面検知センサ対応を選ぶ
- バーチャルウォールで和室に入れない
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