本記事では、トイレの電気のスイッチ位置は中と外のどちらが良いのかについて、それぞれのメリットをまとめています。
我が家は一条工務店のアイスマイルプラスで注文住宅を検討中。
注文住宅は、照明のスイッチ1つですら場所を考える必要があって超大変。
本記事では、トイレの照明のスイッチの位置について、中と外のどちらがよいのか考察しました。
我が家の結論は、トイレの中につけることにしました。
その理由も書いていきます。
トイレのスイッチ位置は中?外?
意外と盲点になりがちなトイレのスイッチの位置問題。
我が家は気づくのがぎりぎり間に合い、間取り確定間際になって悩み始めました。
あなたの家のトイレのスイッチ。
トイレ内か、外かパッと言えますか?
それくらい普段何も考えずに使っている場所です。
逆に言えば、不便なところに設置してしまうと、トイレに行くたびにストレスが溜まりそう。
そこで、トイレ内と外に設置した場合、それぞれのメリット、デメリットを考察しました。
1日10分はトイレにいるという試算。
1日=24時間=1440分。
10分/1440分=1/144
トイレのスイッチ位置が中【メリット】
まずは、トイレのスイッチ位置が中のときのメリットをまとめました。
つまり、トイレ内にスイッチがある場合のメリットです。
- 使用中に電気を消されない
- 壁がすっきりする
- 引き戸との相性がよい
① 使用中に電気を消されない
一つ目のメリットが、使用中に他の人から電気を消されないこと。
スイッチが中にある場合に、真っ先に思いつくメリットです。
トイレに入っている時、外からの妨害って結構な頻度で起こります。
特に子供が小さい場合、ふざけてなのか間違ってなのか、しょっちゅう電気を消されます。
また、子供のいたずらだけではありません。
トイレの電気は、なぜか廊下など他の照明と比べても消し忘れが多い場所です。
そのため、「あいつ、また消し忘れたな」の心理が働き、中にいるにもかかわらず消されてしまいます。
このような理由から、トイレの中にスイッチがあると、つかの間の一人の時間を死守できます。
② 壁がすっきりする
2つ目のメリット。
スイッチが外にないため、廊下の壁がすっきり見えます。
家をおしゃれにするなら、スイッチの無いまっさらな壁は貴重です。
新築の場合、壁に照明を照らしておしゃれな間接照明を考えることも多いです。
壁を照らすタイプの間接照明を成功させるポイントは、スイッチやコンセントなどをライトアップしないこと。
壁にスイッチがあると、壁にあてた照明でスイッチが悪目立ちしてしまいます。
スイッチがトイレの内側にあれば、そもそも壁にスイッチがないので、そんな失敗も起こりません。
③ 引き戸との相性がよい
メリット3つ目は、引き戸との相性がよいこと。
よくある間取りとして、トイレ横には脱衣所やリビングの入り口が配置されることが多いです。
脱衣所やリビング入り口をすっきり見せたいから、引き戸を採用したい。
機能面から見ても、手がふさがっているときに足で開けやすい引き戸のほうが断然便利。
でも引き戸を採用した場合、壁に引き戸用のレールをつける必要があります。
そのため、レール予定地の壁にはスイッチを設置できないことがあるんです。
開き戸にしましょうか
脱衣所のドアを引き戸にするか。
トイレのスイッチを取るか。
結局、トイレ内にスイッチを設けることで、脱衣所も引き戸を選択することができました。
トイレのスイッチ位置が中【デメリット】
続いて、照明スイッチをトイレ内に設置するデメリットです。
- トイレに入るときが暗い
- 動線がよくない
- 電気を消し忘れると面倒くさい
① トイレに入るときが暗い
スイッチをトイレ内にする大きなデメリットが、トイレに入るまでトイレが暗いこと。
スイッチがトイレの外にあれば、電気をつけてから中に入ることができます。
つまり明るい。
でも、スイッチがトイレの中にある場合はそうはいきません。
ドアを開けてスイッチをつけるまでトイレは暗いままです。
特に夜中にトイレを使う場合、暗い中ドアを開けて手探りでスイッチを探す必要がでてきます。
② 動線がよくない
トイレ内スイッチの2つ目のデメリットが、動線がよくないこと。
スイッチの位置による動線は、それぞれ以下のような流れになります。
- スイッチが外にある場合:
トイレの電気をつける
→ ドアを開ける
→ トイレに入る
→ ドアを閉める - スイッチが中にある場合:
トイレのドアを開ける
→ トイレに入る
→ トイレの電気をつける
→ ドアを閉める
スイッチの位置にもよりますが、外にあるほうが一連の動線がスムーズになりそうですね。
③ 電気を消し忘れると面倒くさい
トイレ内にあるデメリット3つ目です。
電気の消し忘れがあった場合に面倒くさくなります。
スイッチが外にある場合は、電気の消し忘れに気づいたら手軽にパチンと消すことができます。
でも、スイッチが中にあると、消すために一度ドアを開ける手間が発生してしまいます。
ひと手間増えるので、積み重なると非常に面倒くさい。
トイレのスイッチ位置が外【メリット】
次に、スイッチが外にある場合について考察します。
まずはメリットから。
- 明るいトイレに入れる
- 消し忘れてもすぐに消せる
- 来客が位置をわかりやすい
① 明るいトイレに入れる
スイッチが外にあるメリット1つ目。
外で照明をつけてから入るので、トイレ内が明るいです。
スイッチが中でも、トイレに窓が付いているなら日中は明るくなります。
しかし、夜になると差は歴然。
夜中トイレに行くことが多い場合は、スイッチを外につけておくほうがよいようです。
② 消し忘れてもすぐに消せる
スイッチが外にあるメリット2つ目は消し忘れ対策です。
スイッチが外にあるので、ささっと消すことができます。
ドアを開ける手間がなくなるはポイント高いですね。
③ 来客が位置をわかりやすい
メリット3つ目が来客対応時。
スイッチが外にあれば、どこにスイッチがあるか雰囲気で察してもらえます。
でも、トイレの中にある場合、
- トイレのそばの壁にない
- トイレの中はドアが閉まっていて見えない
そんな状態になります。
つまり、慣れていない人(来客)にとっては、トイレのスイッチがどこにあるかわかりません。
「あれ、トイレの電気どこ?」
「トイレの中だよー」
そんな会話(説明)を毎回するのも結構な手間です。
トイレのスイッチ位置が外【デメリット】
最後に、トイレのスイッチがトイレの外にある場合のデメリットです。
基本的にトイレ内にあるメリットの逆なので、詳細省略します。
詳しくは上述の「トイレのスイッチ位置が中【メリット】」をご覧下さい。
さては記事書くの面倒になったな
- 使用中に電気を消されやすい
- 壁にスイッチが鎮座する
- 引き戸を採用できない
タイプ別おすすめのトイレのスイッチの位置
上でご紹介したメリット、デメリットを基に、タイプ別のおすすめをまとめます。
トイレの中が良い方
- 子供、ペットがいる
- 入るときに暗くてもよい
- 間接照明を検討中
- 引き戸を検討中
トイレの外が良い方
- 電気の消し忘れが多い
- 夜トイレに行くことが多い
- 来客が多い
トイレのスイッチを中に置くとき【対策】
トイレの内側に配置すると、入っているときに誤操作されないというメリットがあります。
しかし、ドアを開けて電気をつけないと暗いという大きなデメリットも持っています。
基本的に、スイッチは外側に配置したほうが間違いなさそうです。
泣き寝入りかね?
おすすめは人感センサー
スイッチをトイレ内側に配置してもデメリットがない方法もあります。
それは…。
人感センサー付きのスイッチにすること!
人感センサー付きスイッチとは
人を感知したら自動で点灯する賢いスイッチです。
トイレの内側にセンサをつけておけば、ドアを開けるだけで電気がつきます。
①ドアを開ける
↓
②スイッチを探す
↓
③照明をつける
という工程のうち、②③を飛ばすことができるという優れもの。
トイレの中にスイッチをつける場合は、ぜひ検討したいアイテムです。
人感センサーのデメリット
いいことづくめと思われる人感センサー。
しかし、人感センサーにもデメリットもあります。
人感センサーがあるとスイッチをON.OFFする習慣がなくなります。
大人であれば気にならないデメリットですが、子供がいる場合は要注意です。
トイレから出た後に電気を消す習慣がつかなくなります。
例えば、友達の家でトイレに行ったときにいつも消し忘れることに。
「あの子はしつけがなってないわね…。」
良かれと思ってつけたものが原因で、愛するわが子に変な噂が立つのは不本意。
お子さんがいる場合は採用を考える必要がありそうです。
これはスイッチだけの話ではなく、便座の自動開閉、自動洗浄なども同じことが言えます。
便利になるのも悩ましいものです。
我が家もトイレ内にスイッチをつけて人感センサーにしたので、息子かなたの将来がどうなるか少し心配。
まとめ
トイレの照明のスイッチをどこにつけるか問題。
中と外でそれぞれメリットデメリットがあるので、結構悩ましい問題です。
我が家は引き戸との関係があったので、トイレの中につけることにしました。
どう転ぶかは住んでみないと分かりませんね。
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