本記事では、一条工務店の和室の畳や扉などの一条ルールをまとめています。
我が家はアイスマイルプラスで間取りを検討中。
てか和室ほしい!
という私のわがままが通り、和室をねじ込むことに成功。
和室にした場合、畳、扉、クロスなどがどうなるのか気になります。
そこで設計士さんに、アイスマイルプラスの和室に関するあれこれを質問しました。
本記事はその打合せ時の覚書です。
【一条工務店】アイスマイルの和室(畳編)
さっそく、一条工務店の和室に関する質問と、設計士さんの回答を書いていきます。
まずは畳に関する内容から。
▼ 畳の質問/回答の早見表
畳 | 色 | ワカクサ(緑) |
オプション代 | 12,100円/1枚 | |
施主支給 | 不可 | |
2マス(1畳) | 可 | |
1マス(半畳) | オプションで可 | |
0.5マス | 不可 | |
和紙畳 | ではない | |
床暖房 | 可 |
以下で詳細を解説していきます。
畳の色
まずは畳で選べる色。
例えばアイスマートであれば、畳の色はたくさんの選択肢があります。
- 色 :ワカクサ(緑)/コガネ(黄)/ギンネズ(青)
- ヘリ:あり/なし(半畳)
一方のアイスマイルプラス。
色は、ワカクサ(緑)しか選べません。
- 色 :ワカクサ(緑)
- ヘリ:あり/なし(半畳)
▼ 写真上がアイスマートの色見本。
写真下がアイスマイルプラスの色見本。
インスタでカタログに載っていない隠し色も選べるとの噂があったけど…?
選択肢がなさすぎる…。
畳のオプション代
しかもです。
色がたった1種類しかないアイスマイルプラスの半畳の畳(ワカクサ)。
琉球畳で見た目がおしゃれなので、和室にするならもちろん採用の筆頭候補。
でもワカクサを標準で選べるかと思いきや、オプションなんです。
お値段なんと、半畳1枚が12,100円。
1畳には半畳タタミ2枚必要(=24,200円)。
4畳半の小さな和室にしたとしても、9枚分必要になります。
9枚×12,100円=108,900円
本当に和室を作るか、かなり悩む数字ですよね。
オプション代を抑えつつ和室を採用したいなら、普通の1畳タタミ(ヘリあり)であれば標準採用可能。
半畳タタミはオプションのみ
オプションの高さからおしゃれな和室を諦めかけた我々。
でも4.5畳の小さな部屋でいいから畳部屋が欲しい…。
その思いは消えません。
4.5畳といえば、よく聞く「四畳半」。
畳部屋の最小単位と思ってました。
オプションの畳なら0.5畳から可能です。
…どういうこと?
まさかの標準仕様だと四畳半が作れないことが判明!
2畳(タタミ2枚分)、4畳(タタミ4枚分)、6畳(タタミ6枚分)しか作れない…ということになります。
(3畳、5畳は畳をうまく並べられないので作れない)
これは、畳部屋を作りたければオプションを採用しろという一条の圧力か…?
畳の施主支給
四畳半にするなら、唯一半畳から選べる琉球畳を採用するしかない。
でもオプション代(12,100円)がかかる一条の琉球畳。
そこでなんとか安くできないかと調べてみたら、ネットで自分で買えば1万円程度。
なので、2千円/1枚くらいお得になります。
であれば考えたいのが施主支給。
自分で持ち込みできれば、2千円×9枚=18,000円のお得。
¥18,000も浮けば、追加オプション一つ分くらいは賄えます。
さっそく設計士さんに、施主支給できるか確認しました。
…え?
施主支給、できないの?
コンロの時もそうでしたが、アイスマイルプラスは何かと施主支給できない仕様。
受け渡し後に自分でやってもよいけど、その分一条支給の新品のごみがでてしまいます。
なんとももったいない!!
ぷんすかしながらも、できないものはしょうがないです。
今後の一条の施策変更に期待しつつ、あきらめて半畳タタミ(12,100円/1枚)払うことなりそうです。
畳の大きさ
続いて、畳の大きさです。
我が家が一番困ったのがこの一条ルール。
畳の大きさは半畳(1マス分)単位でしか選べないとのこと。
逆に言えば、0.5マス分に対応する畳がアイスマイルプラスにはないんです。
我が家が和室に考えていた間取りは、4マス×2.5マスの計10マス(5畳)。
この2.5マスが曲者でした。
0.5マス(半マス)の隙間が空くんです。
「別の部屋」を和室にしたらいかがでしょうか。
なんということでしょう。
和室にしたいと思っていた部屋は、畳が敷き詰められないので和室不可とのこと。
でも設計士さんのいう「別の部屋」は、それぞれ主寝室、子供部屋という用途がすでに決まってます。
和室にしていいとの嫁ちゃんのお許しがでたのは、余った5畳の部屋のみ。
つまり、設計士さんがいう「別の部屋」を和室にする選択肢はありえません。
でもこのままでは和室にもできない。
解散総選挙状態に戻ってしまいます。
なんとか一条ルールをかいくぐれないかと、頭をフル回転です。
…和室にできない理由は分かった。
無理無理言うだけじゃなくて、できる方法を一緒に考えてほしい…。
えぇーーー!?!!?
和室にできる方法あるなら、はよ言わんかーい!!!
かーい!!
かーい!
と、唇の先まで出かかった言葉をすんでのところで飲み込みつつ、「できるんですねー!」と大人の対応。
私が自分の力で答えにたどり着くのを待ってたのか。
キミは塾講師なのか。
若干の不信感を持ちつつも、無事5畳の和室を作れそうな流れになりました。
畳の床暖房
一条工務店は全室床暖房が標準装備。
当然、和室も床暖房になります。
一方で、普通の畳は床暖に対応できないはず。
和紙畳じゃないならなんなのか、、まで教えてもらえなかったのは残念。
もはやそこまで期待してない。
一条公式HPで調べたところ、以下の記事がありました。
和室の畳の厚みにも一条だけの工夫がある。当時の畳の厚さは30mmが一般的だったが、暖房効果を高めるためにフロア材と同じ12mmの厚さとなる独自の床暖房専用畳を開発した。そうすることで和室まで床暖房することが可能になった
つまり、一般的な畳よりも薄くしているので、床暖の熱も通すようです。
【一条工務店】アイスマイルの和室(扉編)
なんだかんだで、ひとまず5畳の和室を作れることになった、我が家のアイスマイルプラス。
次なる疑問が扉ってどうなるの問題。
和室の扉は障子なのか
和室の横にはフローリングの洋室があります。
それぞれの部屋は扉でつながるはず。
でも和室の扉といえば日本の代名詞「障子」。
フローリングと和室の間に障子があると、和室から見る分には普通ですが、フローリング側から見ると違和感バリバリです。
フローリングから障子が見えるってどうなのよ。
嫌すぎる。
何か目立たない一条ならではの対策があるのか。
畳の板の間同様に、私が対策を言い当てないとだめなのか。
頑張って!!
敵の動きを知らずば何もできません。
ひとまず、設計士さんに質問(ジャブ)を打ってみます。
…え?
まさかの好回答!
うちが言い当てずとも、まさかの設計士さんから提案来た!!
▼ 設計士さんによると、洋室側/和室側から見たとき、それぞれこんな感じになります。
良い仕事してます。一条工務店。
まとめ
一条工務店のアイスマイルプラスの和室について、畳と扉がどうなるのかをまとめました。
畳 | 色 | ワカクサ(緑) |
オプション代 | 12,100円/1枚 | |
施主支給 | 不可 | |
2マス(1畳) | 可 | |
1マス(半畳) | オプションで可 | |
0.5マス | 不可 | |
和紙畳 | ではない | |
床暖房 | 可 | |
扉 | 洋室側 | ダークな木目調 |
和室側 | 白木調 |
参考になれば幸いです。
【追記】
本記事執筆後の打合せにて、設計士さんに教えてもらった一条ルールが二転三転する事態がありました。
その修正内容を以下の記事に書いていますので合わせてご覧ください
「情報収集のために、とりあえず休日は住宅展示場に行こう」
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